于右任の書 中国骨董

神奈川県中郡大磯町からのご依頼です。

于右任の掛軸です。
于右任は近現代中国の書家です。「当代の草聖」「近代の書聖」と誉高く、1920年代にはすでに鄭孝胥と並んで評価され「北于南鄭」と称されたました。

【于右任と日本】

于右任は明治時代に日本へ留学に来ています。当時から日本人の収集家がいたため、曾祖父様の収集品から発見されることもあります。

右任作品は現代でも評価が高いので、漢字ばかりで読めない書軸があったら査定する価値があります。

【于右任作品の特徴】

趙体を学び、後に北魏碑刻に潜心し、六朝碑版を研究します。篆書の基礎を学び、隷・草書法を行・楷書法に投入した独自の書法を生み出しました。

人生の半ばを過ぎたころから草書の研究に打ち込み、晩年には追随を許さない領域へと踏み込み高い評価を得ます。

【于右任の査定ポイント】

于右任の書作品は、2003年頃から徐々に評価額が高まり、2013年中国国内オークションで最高値となりました。その後は落ち着きを見せていますが、今でも高額買取作家として注目を集めています。

リアルタイムな市場動向を踏まえ、確かな査定でご好評いただいております。
于右任の書はご相談くださいませ。