木島櫻谷

木島櫻谷

木島櫻谷とは 木島桜谷は明治から昭和初期にかけて活動した日本画家。四条派の伝統をくんだ確かな写生を基本とし、新時代の感性を取り入れた独自の日本画を確立。洗練された技術と情趣ある画風で、優美で穏和な雰囲気を醸し出す。 師・ …

渡辺崋山

渡辺崋山

渡辺 崋山は、江戸時代後期の文人画家、武士で蘭学者である。現在の愛知県田原市東部(三河国田原)の藩士の長男として生まれる。家計を支えるために画技を学んだ。 白川芝山・金子金陵に絵を学び、のちに文晁に画才を認められて門人と …

松村呉春

松村呉春

松村呉春は江戸時中~後期の画家。四条派の創始者。 大西酔月から趣味として画技を習得、やがて与謝蕪村に転じて画技と俳諧を学んだ。22歳のとき、早くも蕪村連句選集『昔を今』に月渓の名がある。のちに蕪村の引き立てによって画業で …

椿椿山

椿椿山

椿 椿山は江戸時代の文人画家である。渡辺崋山に師事し「崋山十哲」に数えられる。 惲寿平(惲南田)の画風に私淑し、没骨法を採り入れた温雅な画調で高い品格を示した。花鳥画・人物画・虫獣画を得意とし、写生と装飾性を調和させた作 …

橋本関雪

橋本関雪

橋本 関雪は日本画家。大正・昭和前期にかけて画壇の中心的人物となる。四条派の写実的な描写を取り入れ、新南画と呼ばれる。動物画に優れる。文展で活躍し、特に10回文展「寒山拾得」以降、「睨雲林」「木蘭」が連続特選となったこと …

松林桂月

近代日本南画界の代表的作家。南宗画の振興に尽力し大きな功績を残す。 伊藤篤一の次男に生まれ、本名を篤という。幼い頃から絵を好んだ。上京し、野口幽谷の師事し精緻な南宋画を学ぶ。幽谷門下で旧白河藩主松林高風の娘・松林雪貞と結 …

円山応挙

円山応挙

江戸時代中期の日本の画家。円山派の祖。写生を重視した平明で写実的な画風は、当時の日本絵画には斬新な手法であった。生き生きとした画面に一瞬の空気感まで描いた作品は、人々を魅了し多くの門人得た。息子の応瑞をはじめとし、源琦、 …

田中一村

田中一村

田中一村は、「日本のゴーギャン」と称される日本画家。 奄美大島の自然を愛し、亜熱帯の植物や鳥たちを独自の色彩で描く。力強くかつ繊細な作風は、それまでの日本画にはなかった花鳥画を切り拓いた。青年期、千葉時代、奄美時代とその …

伊藤 若冲

伊藤若冲

伊藤 若冲(いとう じゃくちゅう)は、江戸時代・中後期の画家。名は汝鈞(じょきん)、字は景和。初めは春教と号したという説もある。号に斗米庵、米斗翁、心遠館、錦街居士がある。初め狩野派を学び、宋・元・明画や光琳派を研究する …

河鍋暁斎

河鍋暁斎

河鍋 暁斎(かわなべ きょうさい)は、幕末から明治にかけて活躍した浮世絵師、日本画家。号は「ぎょうさい」とは読まず「きょうさい」と読む。それ以前の「狂斎」の号の「狂」を「暁」に改めたものである。 下総国古河石町で河鍋記右 …

土佐 光起

土佐光起

土佐光起(とさ みつおき、1617年(元和3年)-1691年(元禄4年))は、江戸時代前期の土佐派を代表する絵師。光長・光信と併せて土佐三筆と称される。和泉堺生まれ。土佐光則の子。本姓は藤原、幼名は藤満丸。子に土佐光成、 …